日曜月曜と3連休に2回イノッチを見た。1回目は日曜の夕方、東小磯の湘南平にあがっていく道にあるため池っぽい公園に閉じ込められたもの。どうも、警察官が追い込んだっぽい。2回目はきのうのこれまた夕方、平塚から万田道をのぼってすぐのところで、親子を目撃。去年走って遭遇したポイントとほぼ同じ位置。今回は車でよかった。大磯にとって10月はイノッチの季節です。
ひらつか囲碁まつり
第21回湘南ひらつか囲碁まつり1000面打ち大会に参加してきた。最近なんとなくNHKの囲碁講座やNHK杯を見たり、こどもに囲碁をそれっぽく教えたりし始めたので、自分もと思い。将棋はそんなことはないのだが、囲碁19路盤の実戦は恐らく高校時代以来、間違いなくこの10年は1局も打っていない。
ただ、不思議なことに打つ前はなんとなく「昔より強くなった」ような気がしていた。それは、人間としていろいろ経験して10数年過ごしたこと自体が碁に素直に反映される気がしていたからである。昔は無理な攻めをしてコケるというパターンが多かったのだが、「そんなに人生うまいこといきまへんで」という感覚は十分に持ったので、自重していけそう、と思っていた。
しかし実際は7子で中押し負け。自重していたつもりでも無理な攻めが出てしまった...。でも「しかし」というのは正確ではないかもしれない。なんとなく9子ならさすがに負けないだろうし、4子でいい勝負できればアマ高段者だろうから、7子ぐらいちゃうか?と思っていたのだが、世間では9子で勝てればアマ初段ぐらいが相場のようだ。いちばん強かった頃が初段ぐらいなので、久々の実戦を思えば9子でよかったな。
折角なので平均的なアマ五段ぐらいにはなりたい。そして、教えてくださった大矢浩一九段ありがとうございました。またがんばろう。来年は娘と出たい。
夏野菜SAYONARA
今日は天気がよいという予報で、ようやく畑仕事をした。しかし、もう4時半に起きても暗すぎてすぐには行けない。5時半スタートという感じ。そのうち、寒くてもっと行けなくなると思われる。写真はスマホで撮影したのだが、レンズの傷がひどくてボヤっとなる。もうこれは寿命だな。
オクラ、モロヘイヤを1本だけ残して片付け、きゅうり、なす、ミニトマト、トマトを完全に片付けた。だいこんは先に植えたやつは間引いて1本立ち&追肥、後に蒔いたのは1回目の間引き。トンネル内が後に蒔いたやつだが、温度と日照のせいか思ったほど伸びていない。ただし、トンネルなのでまったく食害がないのはうれしい。何年か前に買ったやつなので遮光率がどれぐらいだったか忘れたし、どれぐらい影響するのかも不明ではある。
これは食害もあるが、まあまあ育ってきた。ちゃんと追肥していればそれなりにはなると思う。
にんじん、発芽率がよくない。1回目あまりによくなかったので追加してまいて現在に至る。種が古いということもありそう。ちょっとタイミングが遅れたかもしれない。
やろうと思えば今回あいたトマトのところなど、いろいろ蒔けるとは思うのだが、本業がちょっと忙しいので、今期は手持ちのタネで何かできそうな手軽なやつだけやろうと思う。パッと思いつく限りでは、パクチーとか。あと、いちおう次の春で契約終了かつ更新できるのかどうか不明なので、たまねぎはやらないケロ。
Pomodoro technique
pragprog.com
をたまたま見つけて読んでいる。ひとりアジャイルはできないか、といろいろ探して見つけたのだが、なかなか良い本。和訳はイマイチという批評がAmazonに出ていたが、原書は読みやすい。
とにかく、タイマーで25分計って集中してやる、という短いスプリントを繰り返して、1日の最後に振り返りをする、という感じ。見積もりに必要以上に時間を割かない、というようなアジャイルプラクティスも反映されていて、こういう系統のHow-to本、ライフハック本としてはよさそうな気がしている。まだ全部読めていないのだが、今日からちょっとずつ25分タイマーを日々の生活に導入しはじめたところ。また経過報告する。
鉄の子
川口というMadな街でバツイチ夫婦とそのこどもが繰り広げる、別に面白くも楽しくもない現実味のある寓話。ノルウェー行きの飛行機で観た。なぜ、こんな単館系の映画をKLMオランダ航空がじぶんのレパートリーに入れたのかは不明。不明なのだが、楽しんだ。
筋はかなりベタで、細かい演出もハショられていて、予算なくて大変そうだなー、という気持ちはあるのだが、それはそれでよいような気がした。いままでは、こういう映画に対してそういうやさしい気持ちは持っていなかった。
田畑智子の安定感はよいね、最後は笑わせたほうがよかったんじゃないか、もっとスギちゃんのセリフを拾ったほうがいいんじゃないか、川口色をもっと出してもいいんじゃないか、とか色々、文句つけどころはあるんだが、そういう色々をエンディングテーマのGlim Spankyがすべて吹き飛ばしてくれた。「何やこのオバハンは?」と思ったのだが、自分より10も若いハスキーボイスの女の子だった。
荒井由実の「ひこうき雲」をカバーしていて、世間では荒井由実とか、和田アキ子の再来と謳われているようだが、ぼくは中島みゆき、山崎ハコの系譜を継ぐミュージシャンがついに出てきたのかとノルウェーで感動していた。本人はそんなこと言われてもオッサンウザい、というだけなんだろうけど、ウザくてもそういう喜びを文字にしたい。まったくもって今回の出張とは関係ないけど、このミュージシャン、この音楽に出会えてよかった。いくつ年をとっても、こういう出会いをしたい。