ソフトウェア開発と仏教

「ソフトウェア 仏教」で検索しても「寺院管理ソフトウェア」とか「伽藍とバザール」しか出なかったので、自分で書くことにする。
仏教とソフトウェア開発、はたまた広げてシステム、サービス開発について。

当然、まず思いつくのはライフサイクルだろう。輪廻転生であるとか生老病死といった概念は、明らかにISO/IEC/IEEE 15288的なシステムライフサイクルプロセスや、ISO/IEC 12207のソフトウェアライフサイクルプロセスなどに代表される「ライフサイクル」の概念と似ている。もっとも、仏教でなくてもライフサイクルという概念は考えられるので、これらは仏教から来た概念だ!とか主張すると言い過ぎだ。でも、どのように似ているのか、似ていないのかというのを詳細に明らかにするという研究は未着手だと思われる。

あと、アジャイル開発、スクラムというのは非常に仏教的だと思う。まず、正解はなくて、各人が正解にたどり着かなければならないというのが、ブッダ的だし禅的である(非常に大雑把なこと言ってるのでごめんなさい)。仏教の考え方で、スクラムのプラクティスとして使えるものは色々あるんじゃないかと思う。余談として、アジャイルコーチは伝道師っぽいし、いろいろ流派が分かれてきているのも仏教っぽいし、宗教っぽい。(ぼくが宗教っぽいと言うのは悪い意味ではなく良い意味である)

スクラムは日本発の概念で、それをソフトウェア業界に取り込んだのがJeff Sutherlandだったわけだが、もう一度仏教の枠組みからAgileの色々を考え直すというのは壮大で面白そう。これは文理融合型大研究プロジェクトだな。そのプロジェクト自体もScrumでスケーリングしてみたい。